
4月の番組改編に向けて、今クルーのアニメもそろそろ最終回を迎える時期に入りつつありますね。最近、ワンクルーで終わるアニメにようやく慣れてきましたが、昔はあまり好きではありませんでした。期間が短くていまいち感情移入できなかったのと、それでも最終回に感じる切なさは長くやってるアニメと変わらないってことがどうも苦手だったんですよね。
しかし、最近は短い期間に自分達のやりたいことを凝縮してアニメを作るというスタイルの方がむしろ好きになってきました。序盤の方は、前置きに時間を掛けられないのか若干視聴者置き去りの感がありますが、その点を考慮してもやはり良いアニメは良いです。
さて今回カテゴリーに追加されたレビューという項目ですが、クルーごとに気になったものについての感想を書きたくなって加えてみることにしました。もちろん過去のアニメや他のジャンルのものについても書くつもりなので、一概に言えませんがクルーの終わりごろに書くことが多くなると思います。しっかり終盤まで見てから、評価すべきだと思うんですよね。それに加えてアマゾンに書かれてるような粗悪なものにしたくないという気持ちもあります。そうじゃないと、大変な思いをしている製作者の方に申し訳ないというか。
前置きが長くなりました。今回は
「狼と香辛料」について書こうと思います。このアニメは今クルーの中で一番好きになりました。分類的にはおそらくファンタジーの部類に入ると思いますが、ありがちな剣や魔法といった物が登場せず、中世ヨーロッパ的な世界での経済活動の場に、争いの舞台が置かれている、異色な作品です。
経済活動における争いが主軸なので、もちろん主人公が嵌められたりするシーンもあるのですが、なぜかドロドロしくないのが不思議です。それは中世ヨーロッパ的な時間軸での経済活動が描かれているのと音楽による所が大きいでしょう。
このアニメは音楽が作品の空気の良さを生み出しています。その中でも特にOPの主題歌が秀逸です。
「旅の途中」という曲ですが、非常に厳かな気持ちにさせてくれます。ボーカルの方が非常に艶っぽい歌い方をされるので、熟練の方が歌われているのかと思ってましたが、調べてみると自分よりも5歳も年下の10代の女の子が歌っているようです。軽くショックでした(笑)
また、曲の展開の仕方も自分にとっては新鮮でした。ボーカルのピッチが激しく変わるわけではないのに劇的な曲の展開を演出していると言うか。これはバックのオケによる所が大きいですが、アップダウンを繰り返すのではなく緩やかに上り詰めていく感じで、こんな方法論もあるんだなとある意味衝撃的でした。アニメを見ていれば、色んな音楽に出会えるわけですが未だに驚きの連続です。
電波ソングやパーティソングも好きですが、自分の中で一番を占めるのはこういう厳かで硬派な曲だと再認識させられました。次回は別の視点で「狼と香辛料」について語ってみようと思います。今日はここまで。
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